聖路加国際病院 循環器内科の鈴木隆宏医師らの研究チームは、慶應義塾大学を主体とする首都圏の多施設前向きレジストリ(KiCS PCI)のデータを用いて、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後に発生する非致死的有害事象(心不全入院、急性冠症候群、大出血)がその後の死亡リスクにどの程度影響するかを包括的に比較検討した論文を発表しました。PCI後患者10,482例の解析の結果、心不全入院がPCI後の死亡リスクを約6倍上昇させる最も強い死亡関連因子であり、全死亡の約20%を占めることを明らかにし、PCI後の患者管理において心不全の早期発見と予防を含む包括的アプローチが重要であることを示しました。本研究成果は、2026年3月に米国New Orleansで開催されたAmerican College of Cardiology(ACC) 26で発表され、同時に国際学術誌「JACC: Cardiovascular Interventions」に掲載されました。
論文リンクはこちら
プレスリリースの全文はこちら